3分でわかる!この記事の要点
結論
紫外線による肌ダメージを和らげ、肌の明るさの維持をサポートする可能性があります。
理由
トマトに含まれるリコピンは、紫外線による負担から肌を守る働きが期待されており、肌の明るさを保つサポート役として注目されています。
アクション
毎朝、少しの油を加えたトマトジュースや、簡単なトマト料理を食べる習慣を始めましょう!
毎朝の習慣で、内側から輝く肌を手に入れる
前回ご紹介した第7位「サツマイモ・にんじん(β-カロテン)」(https://zeveris-wellbeing.com/sweet-potato-carrot-beta-carotene-skin)に続き、肌を美しく保つ食べ物ランキング第6位は 「トマト(リコピン)」 です。
トマトの赤い色素である「リコピン」は、私たちの肌を健やかに保つサポート役として注目を集めています。
注意点
「飲む日焼け止め」のように表現されることもありますが、実際には塗る日焼け止めの代わりになるものではありません。日々の食事からの補助的な光ダメージ対策として考えるのが適切です。毎日のちょっとした習慣が、数年後のあなたの肌を美しく保つ大きな力になります。
リコピンがもたらす3つの嬉しい美容サポート
トマトに含まれるリコピンには、日々の研究から主に3つの嬉しい可能性が期待されています。難しく考えず、日々の生活にどう役立つのかを見ていきましょう。
① 紫外線ダメージを内側から和らげる
ある研究で、12週間にわたって毎日スプーン数杯分(約55g)のトマトペーストをオリーブオイルと一緒に食べ続けた人たちは、紫外線を浴びた後の肌の赤みが穏やかになる傾向が見られました。
これは、リコピンが持つ「抗酸化性」が、光による肌への負担を和らげてくれたためと考えられています。日焼け止めクリームでの外からのケアに、トマトによる内側からのケアを合わせることで、より良い状態をキープしやすくなります。
② 肌の明るさの維持をサポート
うっかり紫外線を浴びてしまった後、肌の色がワントーン暗く感じることがありますよね。カゴメ株式会社が行った調査によると、トマトジュースを継続して飲んでいた人たちは、紫外線を浴びて暗くなった肌の色調が、より早く元の明るさに回復する傾向があることがわかりました。
リコピンは、透明感を保ちたい方にとって心強い味方です。
③ ハリのある毎日のための補助的ケア
私たちの肌の弾力は「コラーゲン」によって支えられていますが、紫外線などを浴びるとコラーゲンがダメージを受けてしまいます。2025年に発表された最新の学術レビューでは、リコピンを含む成分のグループが、コラーゲンを壊す働きを優しく抑え、新しく作るのを助けるメカニズムが整理されています。
トマトだけでシワが消えるわけではありませんが、ハリのある肌を保つための補助的なケアとして大いに期待が持てます。
今日から気軽にできるリコピン習慣
リコピンには「熱に強く、加熱しても栄養が壊れない(むしろ吸収されやすくなる)」という嬉しい特徴があります。今日から始められる基本のステップと、ジュース以外の簡単レシピをご紹介します。
基本の3ステップ:ジュース編
「朝」の1杯に
カゴメ株式会社の研究で、リコピンは「朝」に摂るのが一番体に吸収されやすい傾向があることが分かっています。目覚めの1杯に無添加のトマトジュース(約200ml)がおすすめです。
「良質な油」を数滴プラス
リコピンは油と相性が良く、一緒に摂ることでお腹からの吸収率が高まります。小さじ1杯のオリーブオイルなどを垂らしてみてください。
「温めて」効率アップ
加熱でトマトの細胞が柔らかくなり、成分が外に出やすくなります。レンジで少し温めた「ホットトマトジュース」が理想的です。
ジュース以外で手軽に!リコピンを引き出す簡単レシピ
飲むだけでなく、しっかり食べたい朝にはこちらのレシピもおすすめです。
トマトと卵のサッと炒め
くし切りにしたトマトと溶き卵を、オリーブオイルでサッと炒めるだけ。リコピンは加熱しても壊れないため、油と熱のダブル効果で吸収率が跳ね上がります。卵の良質なタンパク質も一緒に摂れる、朝にぴったりの一品です。
油+熱ダブル効果でリコピン吸収最大化!
トマト缶で作る簡単マグカップスープ
実は、生のトマトよりも「トマト缶」や「トマトペースト」などの加工品の方が、リコピンがギュッと凝縮されています。マグカップにトマト缶(大さじ3)、水(大さじ3)、コンソメ少々を入れてレンジで温め、最後にオリーブオイルを数滴垂らすだけで、立派な美容スープの完成です。
準備時間わずか3分!忙しい朝にも◎
まとめ
トマトの赤い色素「リコピン」は、外用の日焼け止めを補完し、紫外線ダメージ対策を内側から支える素晴らしいパートナーです。
朝のタイミングで、油と一緒に温めて摂ることで、その恩恵をより受けやすくなります。
ジュースでも、簡単な料理でも、日々のちょっとした工夫で未来の肌への投資を始めてみませんか?
外側から守るだけでなく、“内側から育てる”という視点が、これからのスキンケアの新しいスタンダードになりつつあります。
出典とリンク
カゴメ株式会社 トマトの摂取時間帯に関する研究
https://www.kagome.co.jp/library/company/news/2016/img/160711002.pdf
MDPI 最新レビュー論文(光老化とカロテノイド)
https://www.mdpi.com/2072-6643/17/16/2596
PubMed リコピンによる光ダメージ保護に関する研究
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20854436/
※内容は2026年3月時点の公開情報に基づきます
※効果には個人差があります
※本記事は情報提供を目的としており、医師の助言や治療に代わるものではありません。
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