3分でわかる!この記事の要点
結論
美容メディア『Harper’s BAZAAR』では、夜のスキンケアは「攻め」より「守りと回復」を重視する考え方が紹介されています。
理由
日中に乾燥や外的刺激を受けた肌を、夜はうるおいとバリアケアで整えることが大切とされているためです。
アクション
セラミドやペプチドなどの成分を取り入れ、効果を高めるステップを意識しつつ、夜間のSPF使用などの習慣は見直ししましょう。
夜の肌は「お疲れモード」?本当に必要なケアとは
毎日鏡を見るたび、「もっときれいになりたい」と色々な美容液やクリームを重ね塗りしていませんか?実はその熱心なケアが、かえって肌の負担になっているかもしれません。
私たちの肌は、日中、紫外線や乾燥、ホコリなど、さまざまな外的環境の変化と戦っています。夜は、そんな1日の戦いを終えて疲れがたまった「お疲れモード」の状態。疲れて帰ってきた体にいきなり激しい筋トレをさせるより、温かいお風呂とふかふかのベッドが必要なように、夜の肌にも「おやすみ」のための優しいケアが適しています。
美容メディア『Harper’s BAZAAR』の特集では、スキンエキスパートのアドバイスをもとに、夜の肌のリカバリーを助けるスキンケアが勧められています。
今回は、同特集で紹介されている「使うべき4つの成分」「効果を高める3つのステップ」、そして「避けるべき3つの習慣」をご紹介します。
夜の肌に取り入れたい4つの成分
同誌の特集で、夜のスキンケアの主役として紹介されている4つの成分はこちらです。
Ceramide
肌のバリアを支える「セラミド」
肌細胞同士をつなぎとめるセメントのような役割を持つ成分です。夜にセラミドを補うことで、睡眠中に起きる水分の蒸発をバランスよく抑える手助けになると紹介されています。
また、強い成分(レチノイドなど)を使う際の心強い味方にもなるそうです。
Peptide
ハリ感をサポートする「ペプチド」
ペプチドは、肌のハリや弾力、なめらかさに不可欠な要素にアプローチし、肌が受容性の高い夜間に自然な修復プロセスをサポートしてくれるとされています。
弱ったバリア機能を支えるため、夜のルーティンに加える価値が大いにあると紹介されています。
Niacinamide
肌トーンを整える万能成分「ナイアシンアミド」
ビタミンB3誘導体であり、どの肌タイプにも受け入れられやすい優れた成分として挙げられています。肌の脂質生成を助け、不均一な肌トーンにアプローチし、赤みや敏感さを抑えるサポートも期待できるため、翌朝すっきりとした表情で目覚める手助けをしてくれるそうです。
Hyaluronic Acid
水分を保つ「ヒアルロン酸」
ヒアルロン酸はセラミドと同様に、睡眠中の水分の蒸発を抑える働きが期待されます。肌にふっくらとしたツヤをもたらすだけでなく、バリア機能を維持し、ハリや弾力を支える構造の一部を整える手助けになると紹介されています。
夜のスキンケア「使うべき4成分」まとめ
セラミド
バリア修復
ペプチド
ハリ・弾力
ナイアシンアミド
トーン均一化
ヒアルロン酸
水分保持
スキンケアの効果をさらに高める3つのステップ
さらに、夜のスキンケアを格上げするための取り入れたいステップも紹介されています。
ダブルクレンジング
クレンジングを2度行うテクニックです。1回目で日焼け止めや外気の汚れを落とし、2回目で毛穴の奥の汚れをしっかり取り除くことが推奨されています。
導入美容液
化粧水や美容液の前に使うことで、磁石のように水分を引き寄せながら角質層をやわらげ、後に続く成分の浸透をサポート。
肌が乾燥した状態では、その後に使うスキンケアのなじみが悪くなるため、導入美容液で角質層を整えておくことが重要とされています。
レチノイド(ビタミンA)
細胞のターンオーバーを促進し、シワの軽減やハリにアプローチする強力な成分です。ビタミンAは紫外線にさらされると分解されやすいため、夜間の肌が修復モードに入るタイミングで使用するほうが合理的だと説明されています。
要注意!夜には避けたい3つのアイテムと習慣
一方で、良かれと思ってやっていることが、夜の肌には不要な負担になっていると同誌は注意喚起しています。
朝用の「SPF入りアイテム」
紫外線フィルター自体は危険ではありませんが、夜間に使用するメリットはありません。不要な成分の重ね塗りとなり、肌への負担や毛穴詰まりを引き起こす原因となり得るため、夜はあえて選ばないよう避けることが勧められています。
朝に回したい「ビタミンC」
ビタミンCを夜に使うこと自体は問題ありませんが、環境ストレスや紫外線ダメージから肌を守るという真価を発揮させるため、日中に使用するほうがはるかに効果的だと指摘されています。
また、「レチノイド」と同時に使用すると刺激を引き起こす可能性があり、これも朝の使用に回すべき理由と解説されています。
ワセリン等による過度な「密封ケア」
保湿効果を高めるためにワセリンなどで顔全体を覆う「スラッギング」というトレンドがありますが、これには注意が必要です。
長時間の塗布を想定していないクリーム等で過度に密封すると、毛穴詰まりを引き起こしたり、肌のバリア機能を損なったりする可能性が指摘されています。
朝と夜でスキンケアを使い分けよう
朝のケア
- ビタミンC(環境ダメージから守る)
- SPF(紫外線対策)
- 軽量保湿
夜のケア
- セラミド・ヒアルロン酸(保湿・バリア)
- ペプチド(ハリ・修復)
- レチノイド(ターンオーバー促進)
今日から実践できる具体的な対策
同誌のアドバイスを踏まえて、今日からできる夜のスキンケアのコツをまとめました。
洗顔と導入ケアを見直す
ダブルクレンジングで汚れを落とし、導入美容液を取り入れることで、スキンケアの土台を整えましょう。
活性成分は朝と夜で使い分ける
環境ストレスから守るビタミンCは「朝」に、紫外線で分解されやすいレチノイドは「夜」に使うなど、時間帯で使い分けるのが賢い方法です。
保湿のフタを適切にする
過度な密封は避け、肌の水分をしっかり閉じ込めてくれるスリーピングマスクや、日焼け止め成分の入っていないシンプルなナイトクリームで「フタ」をすることが勧められます。
まとめ
夜のスキンケアは、日中に乾燥や外的刺激を受けた肌をケアし、寝ている間にしっかり休ませるための大切な時間です。
夜には不要なSPFの使用や過度な密封ケアといった習慣は見直し、セラミドやペプチド、ナイアシンアミドなどで適切にうるおいを与えましょう。
正しい成分と習慣を選ぶことで、翌朝の肌コンディションに確かな差が生まれます。
夜のケアは「攻める」よりも「守りと回復」。
今夜から、肌に本当に必要なものを選んでみてください。
出典・参考記事
メディア名:Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)
記事タイトル:夜のスキンケアで使いたい成分、避けるべき成分
Harper’s BAZAAR Japan: 夜のスキンケアで使いたい成分、避けるべき成分
※内容は2026年3月時点の公開情報に基づきます
※効果には個人差があります
※本記事は情報提供を目的としており、医師や皮膚科専門家の助言に代わるものではありません。
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